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カナダ留学・ワーキングホリデーサポート (提携)のご紹介 ■カナダ留学辞典 1 カナダの教育制度
1-1 公立学校と私立学校の違い
1-2 高校以降の高等教育の種類
1-3 学校選択のポイント
1-4 入学時期
10 若年留学生の現状
12 留学の準備期間
1 カナダの教育制度
日本と大違い、州政府が教育を統括しています。各州には教育省と高等教育省があり、各々が高校までの普通教育と、大学以上の高等教育を管轄しています。
小学校から高校までの学年数は合計12年で、カナダ人の場合は公立学校なら無料です(留学生は有料です)。高校卒業までが義務教育ではなく、15歳以上で本人の希望であれば学校を辞めることができます。また、19歳に達すると公立高校には在学できず、コミュニティー・カレッジ等の成人向け高校完了コースに移籍して高校卒業資格を取得することになります。 ケベック州は少し学制が異なり、高校までは11年間で、その後セジェップという12年生と大学1年目にあたる2年間の学校があり、その後3年で大学卒業、学士取得となります。 1-1 公立学校と私立学校の違い
普通教育の学校は、各地域の教育委員会が運営する公立学校と、私立学校があります。教育委員会は公立学校の運営に関し幅広い決定権を持っており、留学生の受け入れの可否も個別の学校ではなく、教育委員会が決定します。
私立学校にはカトリックの学校、独立学校システムの学校、インターナショナル・スクールがあります。カトリック学校は、両親が洗礼を受けていることを条件とするなど、宗教的な入学制限があります。独立学校システムのIS(Independent School)協会所属学校は幼稚園から高校まで一貫教育を行っています。IS協会非所属校は、多くは宗教関係で各々個性があり、その学校の教育目的にあわせて最も効果的な学年に限定し数年間学生を受け入れます。学生はその前後の学年は公立学校等に通うことになります。インターナショナル・スクールは最近増えてきており、学生がほとんど留学生であるため、ESL指導や留学生のケア全般が優れています。 1-2 高校以降の高等教育の種類
大きく分けて3種類、州立コミュニティー・カレッジ、私立職業専門カレッジ、州立大学があり、その他の教育機関として英会話学校も挙げられます。州立コミュニティー・カレッジは職業専門学校的な存在で、料理、熔接、農業、簿記等々、幅広いコースが設けられ、最近はESLや高校完了コースも受講できるようになっています。さらに、4年制大学に編入することを前提として、大学の教養課程にあたる初めの2年間をコミュニティー・カレッジで履修することも可能です。
最近、州立コミュニティー・カレッジが、ユニバーシティー・カレッジへ変貌する傾向があります。これは教養課程修了後、引き続きコミュニティー・カレッジで特定の4年制大学のカリキュラムに沿った授業を受けられるようにするもので、その4年制大学を卒業した場合と全く同じ学位が授与されます。現在BC州内で4校のコミュニティー・カレッジでこの種のコースが受講可能です。 私立職業専門カレッジは小人数クラスで実践的な職業技能のコースを提供しています。コースの例としては、建築、旅行業、秘書、コンピューター・グラフィック、映像制作、インテリア・デザインなどがあります。コースの期間は履修内容によってまちまちですが、専門知識を学ぶため、留学生には高い英語レベルが必要とされます。 大学は、カナダではほとんどが州立です。大学間のレベルの差は非常に小さいのですが、留学生は、TOEFL得点が570〜580あることが条件です。日本からの留学生でカナダで大学卒業を目指す学生には、州立コミュニティー・カレッジや英会話学校でまずESLを受講し、その後引き続きコミュニティー・カレッジで大学の教養課程を履修し、大学に編入するコースが一番成功率が高くなっています。 大学院への入学は厳しく、日本の大学卒業者は大学教授の推薦状が必要で、また大学での成績が概そ平均Aマイナス以上でなければいけません。 外国人受講者を対象にした英会話(フランス語会話)学校は、コース内容が一般的なESLからビジネス英会話、技術訓練英会話など幅広く、大学編入プログラムを持った学校も多くあります。受講者の年齢もハイティーンからシニアまで幅広く、初心者から上級者までに対応するプログラムが用意されています。 1-3 学校選択のポイント
留学の目的(高校留学、大学進学、英語研修、職業訓練等)を明確にする、また、自分の一般的な学力を見極めることが大切です。経済状況から留学可能な最長年数を決めることも、留学を計画する際には欠かせません。
州立コミュニティー・カレッジ、私立職業専門カレッジの場合は、希望コースの有無が当然大きな鍵ですが、他に希望コース入学前に同校でESLの受講が可能かどうかもポイントです。州立カレッジは特に留学生の受け入れ枠が狭いので、入学申込の際、同校でESLを受講しているとその成績が信頼性のあるものとして評価され、有利になることも見逃せません。 居住地を選んでから学校を選定する方法もあります。未成年留学の場合、現地保護者との関係もありますし、生活費の地域差も無視できません。もちろん、気候も考慮すべきです。それから、留学環境としての地域社会の情勢も考慮が必要です。ホームステイの需要と供給の関係が質、費用にも影響します。 英会話学校の場合はプログラムの内容、講師のレベルの高さ、レッスン方法、課外活動の内容、スタッフのサポートシステムなどをよく調べてください。 1-4 入学時期
高校は、通常2月に受付開始、9月に入学です。BC州内の教育委員会では、一部2月の留学生受け入れも行っています。
インターナショナル・スクールは年3回(1月、5月、9月)入学を受け入れています。 公立学校のESLのコースは、州立カレッジは年3回(1月、5月、9月)入学で、4ヵ月くらい前に申込が締切られます。私立ESL学校は毎月初めに入学、大学付属のESL学校はまちまちです。 職業専門学校は、州立カレッジは通常年3回(1月、5月、9月)入学ですが、コースによって開始時期、就学期間が異なります。私立専門学校は特定の期日が各々設定されています。 州立カレッジの大学編入コースも年3回(1月、5月、9月)入学です。 大学は、一般的なのは年1回(9月)入学ですが、年3回(1月、5月、9月)入学制 の大学もあります。後者の方が、学年途中でできた欠員分の募集もあるので、入学のチャンスは大きくなります。 英会話学校は毎月(または毎週)入学を受け付けています。 2 高卒・短大卒業者のカナダ留学
圧倒的大多数の人が、私立の語学学校で会話中心の英語研修を受けています。コース期間が短く毎月(または毎週)入学可能なので、フレキシブルに受講できるのが利点です。
次に、専門学校、カレッジ、大学進学の準備としての基礎英語研修を行う留学生が目立ちます。会話以外に読み書きも重視され1コースの期間が長く、入学時期は年3回等、限られていますが、進学を予定していない人でも、読み書きを含めた英語の基礎をしっかり身に付けたいと、この種のプログラムを受講する人もいます。 カナダ人と一緒に職業技能を学ぶプログラムとしては、私立の職業専門学校があります。現在、日本からの留学生に特に人気のあるのが秘書専門学校です。一般秘書養成プログラムの他に、医療関係、法律関係、エグゼキュティブ秘書等専門性の高いものもありますが、これらは既に実務経験があるカナダ人がスキルアップのために受講している場合がほとんどなので、受講するには高度な英語力と一般実務知識が必要です。 最近日本人留学生に人気が出ているのは、旅行・ホスピタリティー(観光ガイド、ホテルなど)のプログラムです。他に日本人留学生が受講可能で、有効性のあるプログラムとしては、調理師・ベーカリー関係、コンピューター・グラフィックス関係(コマーシャル・デザイン、デスクトップ・パブリッシング、アニメ/映像)、インテリア・デザイン、建築製図関係、映画関係があります。 カレッジ(通常州立)で、高度な職業専門プログラムを受講することもできます。これは一般に、前述の職業専門学校でのコースより受講期間が長く(通常2 年)、修了証(Diploma)が取得可能です。プログラムの例としては、幼児教育、老人福祉などが挙げられます。人気のあるホスピタリティー関係では、最近、留学生向けに1年間のプログラムも開設されています。 4年制大学への留学のコースとしては、4年制大学に1年から入る方法と、初めの2年間を州立カレッジの大学編入コースで受講し、3年から4年制大学で学ぶ方法があります。 3 留学のプログラム選択についてのアドバイス
自分の希望以外に考慮する点は、現在の英語力、これまでの職業・専門的訓練と経験、留学可能な最高期間、資金額、将来の究極的な目的・夢、などです。例えば、短大卒の人が、「建築の勉強を」と意気込んでいても、期間が2年などと限られていると、ESLの勉強をするくらいで、終わってしまう可能性が高いのです。
また、職業専門教育のプログラムは、実務経験のある学生が多く学生間の能力にばらつきがあり(年令も様々)、授業内容も教科書に沿って進むよりも、講師が口と手とで説明していく内容が多い、といったことから、英語のヒアリング能力、ノートをとる力が必要です。 4 各プログラムの入学条件
語学専門学校の英語研修プログラムは、基本的に誰でも入学でき3ヵ月以内なら学生ビザも必要ありません。ちなみに、アメリカ留学の場合は、どんなに短期間でも学生ビザが必要なので、カナダの方が語学留学がしやすいといえます。
職業専門学校は、基本的にカナダ人向けのプログラムなので、それについていける位の英語レベルが必要とされ、通常TOEFLで500から550点の得点があることが目安となります。 州立カレッジは、入学申請を受理してもらうためにTOEFL得点が550点以上必要で、高卒・短大卒で日本から直接入学するのは困難です。そこで、希望するカレッジでまずESLコースを受講し、その後、正規コースに入学するのが、成功率の高い方法です。ESLコースを1年半から2年くらい受講すると、大抵の人はTOEFLで550点以上得点できるくらいの力がつきます。また、ESLコースで満足な成績を修めていれば、TOEFLの得点に係わらず、日本の高校卒業資格で(高校での成績はあまり問題にならず)通常、入学許可されます。 4 年制大学の願書受付には、TOEFL得点が550点から575点以上要求されるので、これも高卒・短大卒で日本から直接入学するのは困難です。仮に英語の力が充分ある場合でも、願書を受け付けてもらう基準をクリアしたというだけで、高校の主要科目の成績がおおよそB以上であることが必要です。大学卒業を目指す留学生の最も成功率の高いコースとしては、州立カレッジのESLからカレッジの大学編入コース、そして大学3、4年レベルを4年制大学で受講、というコースをお勧めします。 5 日本で短大を卒業して4年制大学に入学する場合
通常、短大卒業者でもカレッジ、大学の1年生から始めます。カナダの大学では基本的に、日本の短大・大学の単位は認めてくれません。例外もありますが、相当権威のある日本の大学に限られ、認めてくれる場合でも編入という形はとらず、入学してから特別に申請し、かなりの量の必要書類を提出して、単位が認められることになります。
6 日本人留学生が4年制大学を修了するのに必要な年数
通常、フルタイムの学生は1学期に5科目受講し4年間で卒業しますが、留学生はカナダ人学生並に授業をこなすことが難しいので、だいたい5年かかっています。ESLから始めると大学卒業まで7年くらいかかる覚悟が必要です。長期間かかるため、途中で断念する学生が多いのですが、成功するのは始めから長期間留学の予定を念頭に置いている人です。
7 留学後の進路の可能性
各々の学生により異なりますが、まず、学校卒業後そのままカナダで働くことは通常できません。例外として、州立カレッジ・大学卒業者は専門分野で就職先が見つかれば、1年間の実務訓練期間としての就労ビザが取得可能です。また、日本での就職が第1の目的ならば、アカデミックなプログラムを受講するより、職業専門コースをしっかり受講し技術を身に付けることが有効です。
8 ホームステイと学生寮
ESL の研修中はホームステイが効果的です。アパート等でカナダ人のルームメイトがいても、それぞれ忙しいですから、英語の練習相手にはなかなかなってもらえません。職業専門学校やカレッジ正規コース、大学に入学するレベルになると、アパートに住んでいる学生がほとんどです。この頃になると、英語の力もあり、自分でアパートを探して交渉することもできますし、アパート住まいなら、勉強を夜中にするなど自分のペースで生活をしてもホストファミリーなどに迷惑をかけることがないので、気兼ねがいりません。
9 学生ビザ申請に必要な書類
規定のビザ申請書(よく書式が変わるので注意)、正式入学許可書、パスポートの写し、財源証明(授業料、往復交通費プラス1年あたり1万ドル前後)、ビザ申請料です。 3ヶ月以内の語学留学にはビザは必要ありません。
10 若年留学生の現状
正確な統計は取られていませんが、若年留学は次第に増えてきています。若年留学は圧倒的に親の意向によることが多く、日本の教育制度に対する不満や、国際人に育って欲しいとの願いが動機にあるようです。
11 日本から留学できる高校の種類
カナダの高校の種類は、私立高校、インターナショナル・スクール、公立高校の3つに分けられます。
私立高校は、留学生の数が制限されていたり、ほとんどが進学校で以前の学校での好成績が要求されるため、入学するのは難しいのですが、親子ともに本当にきちんと勉強していく意志がある場合はお勧めできます。一貫教育のため途中入学の枠は狭いので、入学申請準備は1年くらい前から始める必要があります。 インターナショナル・スクールは英語が第一言語でない学生が対象なので、ESL指導も充実し、留学生に慣れたスタッフが揃っていることが長所です。また、3 学期制で、例えば夏の間も授業をとって、1学期あたりの授業数を少なくするとか、3学期通してみっちり授業をとって1年で1年半分の単位を取り学年の遅れを取り戻すなどの柔軟な就学が可能です。 公立高校も、BC州、アルバータ州、オンタリオ州などでは積極的に留学生を受け入れています。入学は比較的簡単ですが、公立学校はカナダ人の教育が主目的ですから、留学生のケアが十分でないこともあります。また、在学期間は18歳までという年令制限があるので、学年の遅れた学生はコミュニティーカレッジの高校修了コースに移ることも必要になるかもしれません。 12 留学の準備期間
計画、事前準備には、最低1年間は必要です。
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